主 now The きく♥みみ&たび きくみみ物語 -石造のある散歩道-
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きくみみ物語 -石造のある散歩道-



いつものお散歩風景を物語にしました。

イメージ 1

きく(タレ耳)みみ(タチ耳)の、


お気に入りの散歩道は、


石塀に囲まれた住宅地を通り過ぎて、


その先にある遊歩道です。



そこには、


石造のオブジェのようなものがいくつかありました。






゜・:*☆*:・゜゜・:*☆*:・゜゜・:*☆*:・゜







ある日の午後。

石造の柱に描かれた顔柱のひとつ、

下の方のヒョットコ顔が、フタリに尋ねました。






ヒョットコ 

「おまいら、毎回オイラのニオイをチェックしてるけど、そんなにオイラのニオイは気になるのか?」



イメージ 2


きく
「はい、とても。だって、あなたは、私たちの道しるべ、なのですもの」

みみ
「あたし達はね、あんたのニオイで、この道を通ったワンコも解るんだよ!」

ヒョットコ

「オイラのニオイ?(おまいらワンコ達が付けたニオイやろ(^^ゞ)

へぇ。

じゃ、質問だ。

おまいらが来る前、ここを通り過ぎたのは、誰だ?まずは、きくちゃんから言ってみ」

きくはクンクンと鼻を利かせて、

顔柱の足元のニオイを嗅ぎました。

そして、自慢の嗅覚で、

大きなワンコよりも新鮮に漂う、

チビワンコのニオイを嗅ぎつけました。



きく
「小さなワンコです!女のコです。わたし、そのコを知ってます!」


きくは自信満々に答えました。
確かに、ちょっと前に、知り合いのワンコ、

そのコが通っていました。




ヒョットコ

「ブーだね!(はずれ)じゃ、みみちゃん」


ヒョットコは、今度はみみの顔を見ました。
きくより座高のあるみみは、

ヒョットコのオデコに鼻を押し付けて、

大きなワンコのニオイを嗅ぎつけました。




みみ
「大きなワンコ。男ワンコだ!」

ヒョットコ

「ブブー!(大はずれ)、おまいら、鼻をふたつ使ってもワカランの?ダメだね~(笑)」

きくみみ

「じゃ、誰なの?わかんな~ぃ。教えて~」


きくみみは、興味津々で、ヒョットコ顔に訊きました。



ヒョットコ

「自転車さ。デカ犬もチビッコ犬も通ったけどね。

そのあと自転車が、ぴゅーっと通り過ぎて行ったんさ~。ケッケッケ~」

みみ
「ああ!そうか!自転車かぁ~。思いつかなかった~。へっへっへ~」


みみは、ヒョットコの意外な答えに、みょうに感心してしまいました。
けれども、一生懸命ニオイのチェックをして答えたきくは、
想定外の通過者に納得できません。



きく
「それって、ヒッカケですね!あたかも通過した犬の話題かと思わせて・・。顔さん、ずるいです」

ヒョットコ

「なんだ?いつも、おまいらにヒッカケられているのは、オイラの方さ(^^ゞ

見ろょ、顔じゅうシミだらけ!たまにゃ、ヒッカケてもいいだろが(笑)」

きく
「それとこれとは違います。

顔さん、自転車という答えはアリですか?なら、自転車もブー!ですよ」





ヒョットコ

「へ?・・じゃ、誰ょ」

きく
「自転車の後に通過したのは、ぴゅーっと吹いた風。

だから、風、が私たちの前に通ったモノ。答えです。そのお顔に風を感じたのでしょ」


ヒョットコ

「なるほど~。ケッケッケ~。きくちゃんには負けた~!(^^ゞ」


ヒョットコ顔は、きくに、してやられたような顔をしました。
ヒョットコ顔ときくみみとの会話を聞いていた他の顔が、
一斉に同じ顔でケッケッケ~と笑ったようでした。

満足げに、ズンズンと胸を張って通り過ぎた、きく。





遊歩道を暫く歩いて行くと、

毎度お馴染みの、石のゾウさんがいます。

(石造のゾウさんは、石像というより石象か?(笑))))
イメージ 3


それはさておき、
そのゾウさんの前で、今度はきくがみみに訊きました。


きく 「みみ、もし、ここで迷子になったら、どうする?みみは、ヒトリで帰れるかしら?」

みみ 「う~ん・・難しいなぁ。あたしは迷うね。きくちゃんは帰れるの?」

きく 「帰れますとも!ここでなら、わたしはゼッタイ帰れるわ」



きくは、ゾウさんの顔を見つめました。

ゾウさんは、教えてもいいのかしら?と言いたげに、

きくにウインクしました。

みみがモジモジしていると、ゾウさんが言いました。



ゾウ
「わたくしは、いつもここにおります。

木や花は、季節で姿を変えてしまいますが、わたくしは変わりません。
大地震で、わたくしが倒れたりしない限り、いつも、ここにこうして同じ姿でおります。

みみちゃん、わたくしの鼻先は、お宅の方向を指しておりますのよ。

この道で迷子になったら、わたくしの所へいらっしゃい。

それから、わたくしの鼻先の方角へ帰るのです。

きっと、お家への道が解りますよ」



きく
「ふふふ!ね?鼻先も後ろを指してる。

つまり、ゾウさんのオシリの方が、私たちのお家へ帰る道なのよ」


みみ

「そっか~!ゾウさんが目印なんだ!ここに来たら解るね!」


きく

「ま、そうは言っても、私たちがここで迷子になることもないでしょうが。


もしも迷子になったらね、ゾウさんに助けてもらえるの。

だから、ゾウさんのそばでオシッコしちゃダメょ」





みみ

「ラジャーッ!次行こっ!」




きくは、大きなゾウさんを見つめて、いつも思います。
ゾウさんの歩く姿が見てみたい!と。

゜・:*☆*:・゜゜・:*☆*:・゜゜・:*☆*:・゜



きくみみ物語、

とはいっても、

普通のお散歩、

なんですけど。

<m(__)m>

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プロフィール

美月

Author:美月
家族は、夫と母と愛犬3匹、愛猫3匹、熱帯魚。
2015年春まで都内在住。
2015年春から隣県の実家暮らし。

2017年秋、放置気味のブログをこちらに移行して、ワンコ日記を再開。
再開のキッカケは、きくみみに、弟分(たび)ができたから。

ガーデニングブログも、こちらに移行しました。

【主 now The きくみみ&たび】とは、
【シュナウザーきくみみ&たび】
主人公(主犬公?)は愛犬たちという意味です(^^)

-------------------------
注)
2017年10月以前の記事のページは、3つのブログがこちらに移行されていますので、
記事内容のダブりがあります。
少々ウザイ状態ですが(^^ゞ
リンク先が不明ページも(ここに移行して載せていますので)実は、あるのですょ。


猫の創作話は【駒吉(愛猫の名前)】で綴っています。

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