主 now The きく♥みみ&たび ●猫物語 1 ☆創作・ヤッタの冒険 紹介&目次
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サルナシとマタタビ談

今日は、猫の好きなマタタビの木と、
それに似た木のサルナシの木について、
少し余談を書きましょう。

<サルナシの木>

去年、実の付いたサルナシを園芸店から手に入れました。
サルナシは別名コクワヅル(小桑蔓)ともいいます。

店の人が『これが、マタタビの親戚のサルナシです』と、
言ったんですね。
猫が寄ってくるのか?と聞いたら、『かも知れぬ』と。(爆)

試してみるか?もし無反応でも、果実酒ができるわぃ!
ムダにはならない!と思って買ったわけです。

実は、キウィフルーツのような味だそうですが、
キウィはシナサルナシというものの改良種だそうで。
確かに、サルナシの実は、サクランボくらいの、
梨のような、キウィのような、形
をしています。
サルの食用だとかで、サルナシ(猿梨)というネーミングが(笑)

去年は、うっかりエアコンの室外機に当ててしまい、
実が全て熟さぬうちに落ちてしまいました。残念。
落ちた実を猫の鼻先へ持っていきましたが、
しっかり無視された記憶があります。

サルナシは猫が好むか否か?=うーん無関心かも?

物語(ヤッタの冒険)では、猫が好むイメージで描いていましたが、
我が家の猫では、今のところ実証されておりません(^^ゞ
ですから猫大好きサルナシ~(^^)は、多少フィクションです。
(いや、この猫物語自体全体かなりフィクションなのですが(^^ゞ)


写真をご覧下さい(^^ゞ(続きもアリマス)
猫、サルナシの葉を見事に無視!

続きを読む

ヤッタの冒険の後書き

まずは、挿絵を描いて下さったムギフタバさんに心から感謝いたします。
ムギフタバさん、どうもありがとう。
素敵なイラストが付いたおかげで、私の未熟な文章が映えまして、
物語のイメージも浮かびやすくなりました。

ムギフタバさんのサイトから、沢山の方がご訪問されたことも、
とても嬉しく思っております。
mugifutaba Worldの皆様、本当にどうもありがとう。

偶然ココを訪問されて、読んで下さった読者の皆様、
どうもありがとう。

ヤッタの住む待

<にょめごと森の風だより>を伝える主人公猫、
元の原稿では(実は)ブラッキーなのですが、
ブラッキーを主人公にしてしまうと、長い長い物語になってしまい、
それはいかがなものか、と思いまして・・
彼を脇役にして書き始めた最初の物語が、これでした。

ヤッタの話はシリキレのような最終話になりました(^^ゞが、
このあとの、いつか、ブラッキーとノラの冒険として、
カラス退治の話も載せてみようと思っています。

いつか書きましょう、というのは・・物書きが言う社交辞令のようなものでしょうか。
書けない、書かない時も使うかもしれません(笑)

さて、今後の<にょめごと森の風だより>は、
もう少し短いお話や、我が家の猫の話など、
物語を書いている時に聴いているBGMや、
ネットで拾った猫画像に詩などを添えて(笑)
童話以外のカテゴリーも追加しつつ、<お話>を綴っていきます。

どうぞ、宜しくご愛読ください。 
               
<ヤッタの冒険はこちらから>

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33 さよならの時 (最終話)


ヤッタの家では、昨夜から大騒ぎになっていました。

深夜の雷雨で目が覚めたヤッタの家の奥さんは、
出しっぱなしのヤッタのトイレを取り込むために、
真っ先にベランダへ向かいました。
雨が吹きこまぬように、サッシ戸を閉めにいったのです。

すると、居間のソファで寝ているはずのヤッタがいません。
(そりゃそうですね。ヤッタはその頃、森の神社におりましたから)

「ヤッター?どこ?・・ヤッタ?」 
奥さんは、再びベランダに目をやりました。
(ヤッタ!まさか・・)

閉めたカーテンの隙間から、稲光がピカリンと差込んだかと思うと、
大きな落雷の音。

「あなたー!ヤッタがいない!!いないの!」

奥さんは、叫びながら寝室へ向かいました。

「あなたー!起きて!ヤッタがいないの!
 ベランダから、落ちたのかもしれないわ!どうしよう!
 雷も鳴ってるの!起きて下さいよ!ヤッタが!」
 
「ん?何だ?ヤッタがどうしたって?」

奥さんは声を震わせ、その場にへなへなと座り込んでしまいました。

「ヤッタがいないんです・・」

旦那さんは起き上がって、ベランダへ向かいました。
雨の降りかかるベランダから下を覗き込みましたが、
暗くてよく見えません。

「下へ行って見てくるよ。雷は、もう遠くの方だ」

「私も行きます」

二人は階下へ降りて、ベランダの真下にあたる植え込みを掻き分け、
ヤッタの姿を探しましたが、当然、ヤッタはいません。

「明るくなったら、ご近所に訊いてみよう。
 まだ、みなさん寝てる時間だ。
 今からだって、この雨の中じゃ、探しようがない・・」

「ヤッタ・・今夜に限って、どうして」

「いや、今まで出なかったのが不思議だったんだよ。
 猫だものなぁ。うかつだった・・」

そのあとも、二人は悶々としながら起きていました。

新聞が届けられる頃、朝食を済ませた夫婦は、
近所の空き地へ行ってみました。

ヤッタに似たような風貌の野良猫が数匹いましたが、
ヤッタではありません。

猫が入りそうな駐車場の隅、商店街のアーケード・・、路地。
二人はあちこち探してみました。

いよいよ、自宅繋ぎのお宅へ一軒づつ伺って、
ベランダにキジトラ猫がいないか、確認して貰いました。
が、いません。(その頃、ヤッタは会長猫の家にいました)

「戻って来れるわけがないですわね。
 一度も外へ出たことがないのに・・。
 ましてや、マンションの4階なんて」

「そうだな。降りることは簡単かも知れないが・・」

二人はがっかりしながら、帰ってきました。

「私、明日も探しに行きます」

「うん。一緒に探そう」 

奥さんは、気休めにお茶の用意をしようと台所へいきました。
旦那さんは居間のソファに腰掛けて、ぼんやりと窓の外を眺めていました。

---------------------

シャイの家の屋根から、森を眺めていたヤッタとブラッキーは、
瞬き信号で(行こう!)と合図をし合いました。
 
ブラッキーは、屋根の端から、マンションの2階の非常階段へ飛び移りました。
ヤッタも続きます。
素早く階段を駆け上がり、4階に来ました。

(ブラッキー、またね!ご飯を食べたら、すぐ来てね。
 ベランダで待ってるよ!)

(ヤッタ、また会おう!)

ヤッタは、非常階段から、角の部屋のベランダへ降り、
そこから手摺りに飛び乗り、歩き出しました。

僕は本物のネコ。
ネコなんだ!
落ちはしない。

ヤッタは無事にベランダへ到着しました。
トイレはありませんでしたが、窓は開いてます。


偶然でしたが、居間に居た旦那さんは、
手摺りを歩いてベランダに降りたヤッタを見てしまいました。
驚きつつも、そばに居て気づかない奥さんに慌てて囁きます。

「やや・・これは驚きだ。そーっとベランダを見て。
 ヤッタが・・戻って来たよ!今、そこにいる。
 お前の後ろに・・。振り向くな・・大きな声は出すな。
 ヤッタが驚いて逃げる!
 部屋に入るまで、ここに来るまで・・
 声をかけずにいるんだ・・。そーっと・・」

「ヤッタが?あなた!本当ですか!」

奥さんは、信じられない様子で旦那さんの顔を見つめました。
旦那さんは、必死で笑いをこらえました。

ヤッタは、何事もなかったかのように、
旦那さんと奥さんのそばを素通りし、
台所へと向かい、鳴きました。
「おなかすいたー」と。

旦那さんは、サッシをぴたりと閉めました。
そして、エアコンのスイッチを押しました。

奥さんは、ああ!と、驚きと感動の声をあげながら、
飛んでいってヤッタを抱き上げました。

「ヤッタ!ヤッタ!よく帰って来たわ!心配したのよ!
 どこいってたの!落ちたら死んじゃうのよ!
 もう、ベランダにトイレは置かないわ。
 もう、ベランダに、ヤッタは出さない・・」

「そうだね。もうトイレは中に置こう」

旦那さんも、ヤッタの背中をなでながら、

「1匹ってのは、寂しいのかな。
 ヤッタの相棒に、もう1匹飼おうか?」と言い出しました。

奥さんは、嬉しくてたまりません。

「そうね、そうしましょう。
 そういえば・・、
 さっき行った空き地に捨て猫の親子がいましたわね。
 ほら・・大きい方が赤いリボンをしていて、
 その猫とそっくりの子猫もいたでしょう?
 私たちが近寄っても逃げなかった猫たち。あの親子」

「そうだなぁ。
 あの親子、いつか連れてくるか」

「ええ!」


ヤッタはミルクを飲んだあと、すぐにベランダへ向かいました。
サッシ窓は閉まっています。
仕方なく、窓から手摺りをじっと見つめていました。

その向こうに見えるのは、空だけです。
サッシを開けてベランダに出ない限り・・
ヤッタに地上は見えません。

その後、ヤッタの前に、ブラッキーの姿は現れませんでした。
瞬き信号発見


■□■………… 完結 …………■□■

長い間、【ヤッタの冒険】のご愛読、どうもありがとうございました。
 
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32 帰り道の冒険

ヤッタはブラッキーのあとから、シャイの家の裏手に回り、
枝の太い柿の木の根元に来ました。

「ヤッタ、今から木登りだ。
 猫らしい冒険だと思わないか?
 僕が先に登るよ」

ブラッキーは、青く大きな実を付けた柿の木を見上げて、
ツメを立てたかと思うと、するすると登りはじめました。
セミたちが、あわてて飛び立ちます。

すごいよ、ブラッキー!
僕も、登るよ!
簡単じゃないか!
ヤッタのツメは、面白いように幹にひっかかります。
すぐにブラッキーの待つ枝まで登りきりました。

帰り道の冒険

葉と実の隙間から、ブラッキーが顔を出します。

「ヤッタ、来たね!木登りって面白いだろう?」

「うん!初めてなのに、ね」

柿の木は、二階の屋根のてっぺんまで届いていました。

ヤッタのマンションは、シャイの家の裏手にあります。
マンションの非常階段が、すぐそこに見えました。

ヤッタの住む待

ヤッタは照れながら言いました。

「いろいろあったけど、ブラッキー、
 僕ね、もしかしたら・・
 あの集会の森へ、ひとりで行けるような気がするよ。
 でも、明日もブラッキーと行くよ!いいでしょ?」

ブラッキーは黙って頷いたあと、
シャイの家の屋根を見ながら言います。

「ヤッタ、もうひと頑張りしよう。
 ここから、その屋根の上に飛び乗るんだ。
 思いっきり飛んで、どこに着地してもいいけど、
 そこで、しっかり体を支えるんだよ、滑らないように。
 今度は先に飛んでごらん」

「うん。でも、もし滑ったら?」

「その時はまた、ここまで登って来るんだ。
 大丈夫だよ。
 僕はヤッタが飛べると見込んで、この木に登ったんだ。
 飛べなかったら、人間の歩く道から行くよ?」

「やってみる」


ヤッタはシッポを震わせ、狙いをさだめて、
屋根の上に飛び移りました。

「うまくいったよ!ブラッキー」

「うん。油断するなよ、ヤッタ」

ブラッキーも、ヤッタの隣へ着地しました。

「ヤッタ、もう家に着いたも同然だよ。
 今度はマンションの非常階段へ飛び移る。
 そこが3階だから、こんどは、」

「手摺りを歩くんだね!」

「そうだよ。
 だけど、手摺りを歩き始めたら・・」

「黙って歩く!でしょう?」

「うん。そのとおり!」

ブラッキーは、柿の木の枝先のほうへ、
静かに、ゆっくりと移動しました。
屋根のいちばん高いところに着くとヤッタを見て、
瞬き信号で言いました。

(ヤッタ、ここまで来れるか?
 ここからの眺めが、すごくいいんだ)

ヤッタは這うようにして、ブラッキーのそばへ行きました。
その姿が可笑しくて、ブラッキーが笑いました。

(だって、ブラッキー、
 僕は初めてなんだよ!)
 
二匹は、柿の木の枝先が届く屋根のてっぺんから、
坂下の町並みと森の入り口を眺めはじめました。


 
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シャイの話 より

家の中から、人間のお婆さんとお友達の笑う声が聞こえてきました。
お婆さんが言っています。
「うちのこは、おすまし猫で、呼んでも来ないのよ。
 そこがまた、猫らしくていいのですけどね」

ヤッタとブラッキーにしか、聴こえません。
シャイの話


■□■………… シャイの話 より

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プロフィール

美月

Author:美月
家族は、夫と母と愛犬3匹、愛猫3匹、熱帯魚。
2015年春まで都内在住。
2015年春から隣県の実家暮らし。

2017年秋、放置気味のブログをこちらに移行して、ワンコ日記を再開。
再開のキッカケは、きくみみに、弟分(たび)ができたから。

ガーデニングブログも、こちらに移行しました。

【主 now The きくみみ&たび】とは、
【シュナウザーきくみみ&たび】
主人公(主犬公?)は愛犬たちという意味です(^^)

-------------------------
注)
2017年10月以前の記事のページは、3つのブログがこちらに移行されていますので、
記事内容のダブりがあります。
少々ウザイ状態ですが(^^ゞ
リンク先が不明ページも(ここに移行して載せていますので)実は、あるのですょ。


猫の創作話は【駒吉(愛猫の名前)】で綴っています。

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